【購入レビュー】危険物 乙4のテキスト 赤本の概要と赤本を使った合格率をアップさせる勉強方法を解説!

こんにちは、しばやんです。

危険物取扱者試験 乙4のテキスト界にて、通称「赤本」と呼ばれるテキスト

株式会社 向学院より出版されている、正式名称「乙4類危険物取扱者 受験教科書

口コミは多いのに書店で売っておらず、謎めいたところがあります。

そこで実際に購入し、テキストの内容を確認しました。

結果は、合格するために必要十分な内容と質です

今回、テキストの概要紹介と、私がオススメする弱点を補足した勉強法について解説していきます。

赤本の概要

テキストの構成

テキストは、約135ページです。

ちなみに、「10日で受かる! 乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格」は約264ページです。

ページ数だけ見ると内容のうすいテキストのように感じますが紙面が大きい分ページ数が少ないだけです。(大きさは小・中学生時代の教科書サイズ)

約135ページの中に、練習問題(301問)と模擬試験(3回分)の充分な問題を収録されているのは、「赤本だけで合格させる」という向学院さんの自信を感じました。

科目の勉強順序

赤本では、「物理化学」→「性質・消火方法」→「法令」の順で勉強していく構成となっています。

受験生の「物理化学」への苦手意識を考慮された順番と思われます。

「物理化学」は、暗記だけでなく現象や反応を理解する必要があるので、最初にじっくり勉強するのはベストだと思います。

無駄のない見やすいレイアウト

レイアウトはとても見やすく、シンプルです。

メインとなるテキスト部分と挿絵や補足情報を記載する2つの部分で構成されています。

特に、挿絵が豊富なので、ビジュアルによる直観的な理解ができます

さらに、レイアウトだけでなく内容においても、極力無駄を省いた構成です。

情報が多すぎても受験生を悩ませます。

できるだけ合格に必要な最低限の内容が書かれたテキストを目指されている著者の考えを強く感じます。

合格率アップの勉強方法

赤本を使った授業動画をyoutubeで見る

赤本を使用して勉強するときの合格率をアップする王道ともいえる方法です。

なぜなら、高校教師の堤先生が、赤本を使用した危険物取扱者試験対策講習会という動画をアップされているからです。

赤本の内容にそって、授業形式で勉強していくことができます。

見ない理由がありません。ぜひ、見てみてください!

実戦的な問題を解く

資格試験の勉強においては、本番で問題を解く力(=実戦力)をいかに磨いたかで合格率が大きくアップします。

実戦力を磨くには、問題集を解くことがもっとも効率のいい方法です。

赤本には、練習問題(301問)と模擬試験(3回分)が収録されていますが、テキストの内容を確認するための問題も多い印象です。

テキストの内容を確認するための問題は、はっきり言って簡単です。

試験に出るような問題レベルではありません。

そこで、試験に出るレベルの問題を問題集を使って勉強することが必要になります。

合格率をさらにアップさせるためには、問題集の併用がオススメです。

問題集は、問題数も充分な「公論出版 乙種4類 危険物取扱者試験 〇〇年版」が最適です!

毎年、最新版が出版されますのでチェックしてみてください。

法令物理化学性質・消火方法収録問題数
206問178問111問全495問
公論出版 乙種4類 危険物取扱者試験 2021年版 の収録問題数(しばやん調べ)

まとめ

赤本のコンセプトは、「赤本だけを3回やれば合格できる」です。

繰り返し勉強することを前提としているため、内容がコンパクトにまとまっています。

実際に読んでみましたが、繰り返し勉強すれば合格できる内容だと思います。

あとは、試験問題を解く力を問題集で磨けば、合格率アップは間違いありません。

赤本を使って勉強する際の参考にしていただければ幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。